「このミステリーがすごい!」大賞の本

第5回2007年「このミステリーがすごい!」大賞の本

ブレイクスルー・トライアル

を読んだ。

これから先は、これからこの本を読むって人は

本を読んでから読んでね。

ブレイクスルー・トライアル  ~第5回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作~ ブレイクスルー・トライアル ~第5回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作~
宝島社(2007-01-11)

  • (著)伊園 旬

宝島社
新品価格:¥ 1,680
中古価格:¥ 1,200
ASIN:4796656731

ここから感想です。

ミステリーで大賞だっていうから読んだけど、

内容としてはかなりがっかりの内容だった。

どこら辺がミステリーなのかな?

全然ミステリーっぽくないと思うんだけど・・・。

面白いところをあげるとすれば、セキュリティに関しての

技術的な所かなぁ~?

結構細かく書いてあってそれなりに面白いが、ちょっと微妙・・・。

伊坂幸太郎」さんや「宮部みゆき」さんの本を読んでると、

すげぇ~真剣に考えたりするところがある。

しかしこの本には一切無かった・・・。

自分の頭の中で色々と探っていき、

こうじゃないかな?

あ~そういうことか!!!

そういうのがないと、本を読んでいて物足りないと思う。

ストーリーの展開も三つの話が別々に進んでいき、

それが最後には一つになるという結構好きなパターンだけに

内容が薄すぎて最後の方はかなり萎えた。

まぁ~読んでみたい人は読んでみて。

「図書館危機」が遂に発売

待ちに待った「有川浩」の「図書館シリーズ」続編

図書館危機」が今日遂に発売!!!

この本は「図書館戦争」「図書館内乱」の続編で、

2冊とも楽しく読ませてもらった。

他人と接する事に疲れた人なんかには、すごく良いかも。

なぜか?

この本で出てくる登場人物それぞれの「思い」「考え」「行動」などが、

とても解りやすく「おっ!?」こういうところまで書くのかぁ~と感心してしまう。

その事により他人の気持ちを理解しやすくなり、「自己中心的」な考えでは無く

思いやり」を持った考え方が出来るから。

以前までは「自己中心的」な考えで、他人の「行動」「言動」に対してすごく不満を

もっていたりしたが、「他人の考えを尊重」し「思いやり」を持つ事で感性が豊かになる。

だって常に他人の「行動」「言動」に対してすごく不満をもってたら「疲れる」でしょ?

それよりも相手の立場を考え、そしてそれにより「同意」出来る所が出てくるはず。

これはすごく大切な事だと思う。

他人と「Peace(平和)」に接して行かなければ、良い生活を送れない。

自分一人で生きているわけじゃないから・・・。

図書館危機 図書館危機
メディアワークス(2007-02)

  • (著)有川 浩

メディアワークス
新品価格:¥ 1,680
ASIN:4840237743

今度の新作は「図書館危機」

有川浩の「図書館シリーズ」の最新作の発売日が決定してたので記載。

発売日:2007年2月10日

今度のタイトルは「図書館危機」らしいです。

どんな危機が待ち受けているのか、すごぉ~く待ち遠しい。

このシリーズは2006年に読んだ本の中で一番最高な出来だったので、
すごい期待している。

日常ででかなり重要な「人間関係」や、こういう場合はどうするのかなど、
すごく関心・共感出来る内容でかなり勉強になった。

現在「図書館シリーズ」は「図書館戦争」と「図書館内乱」が発売されている。

このシリーズの番外編である「レインツリーの国」も発売中。
この本は番外編というより、実際に「図書館内乱」の中でかなりキーになる
本として登場している。

内容は結構短い小説であるが、自分としては結構読みやすく感動した。
まぁ~人によって感想が、かなり差があった作品でもある。

図書館戦争 図書館戦争
メディアワークス(2006-02)

  • (著)有川 浩

メディアワークス
新品価格:¥ 1,680
中古価格:¥ 1,050
ASIN:4840233616

レインツリーの国 レインツリーの国
新潮社(2006-09-28)

  • (著)有川 浩

新潮社
新品価格:¥ 1,260
ASIN:4103018712

有川浩という作者の本を読んで

有川浩

この人は最近読んだ本の中では、かなり飛びぬけて
おもしろい。

何がおもしろいか。

●ストーリーの展開
●言葉
●キャラクターの個性

まずストーリーの展開が、全く飽きずに読んでいけるので、
早く次を読んでしまいたくなる。
女の人が書くと同じ感じに思うのは、俺だけかなぁ・・・。
壁井ユカコ」の「NO CALL NO LIFE」なんかは、すごく
似ている感じがした。

言葉は一言一言を大事にしている感じがすごく良い。
他人の気持ちや自分の内面の気持ちをかなり解りやすく、
そして丁寧に書いている。
そういう所を書いてサイコウに上手いと思ったのは他に、
漫画だが「海皇紀」なんかは似ている感じがする。

キャラクターの個性は、メディアワークスから出ている
単行本第一巻の「空の中」ではまだまだって感じがしたが、
海の底」なんかはしっかりキャラクターが出来ている。
そこから「図書館戦争」に繋がっているのが良くわかる。
図書館戦争」は続きで「図書館内乱」が発売されていて、
その続きが来年また発売されるので、期待大!!!

この作品は今年読んだ中ではかなりレベルの高い本
なので興味のある方は是非♪

海の底 海の底
メディアワークス(2005-06)

  • (著)有川 浩

メディアワークス
新品価格:¥ 1,680
中古価格:¥ 1,080
ASIN:4840230927

伊坂幸太郎の作品を読んで

伊坂さんの作品を読んでみようと思ったのは、ちょっと前に
映画「陽気なギャングが地球を回す
が公開されておもしろそうだなぁと感じたのが最初。

どうせだから、一番最初の作品から読んでみることにした。

まずは「オーデュポンの祈り
こちらは銀行強盗をして逃走していた男が、気付くと見知らぬ島に
いて「未来が見えるカカシ」や「殺人を許可された男」に出会い、
色々な事件に遭遇していくという話。
すごい不思議な話でそれなりにおもしろかったが、それ程「グッ!」とは
こなかった印象。
なんか読んでいてフワフワした感じで、なんか目的に目指して話が
進んでいくようには思えなかった。

次に「ラッシュライフ
5つの物語があり各物語の視点から進んでいく。
時々時系列が狂う所があり、あぁ~ここはあの時こうなっていたんだ!
とすごい興味が沸いて、あそこはどうなっていたんだろ?
とどんどん次を読んでいきたくなる。
読んだら止まらない作品ではないかでしょうか?
こちらには、「オーデュポンの祈り」に登場した人物が出てきるところなんかは
すごいうまく、読んでいる人にとってはちょっとした楽しみになる。

おすすめするならば「ラッシュライフ」だが、「伊坂幸太郎」という人物がどのように
話をすすめていくか?というのを知るのであれば、やはり「オーデュポンの祈り
から読むのが、正解ではないかなぁ?まぁ個人の意見だけど・・・。

小説を読むと、いろいろと考え方が変わってきているような感じがするなぁ~。

次はやっぱ順番に読んで行くのがいいかなぁ~って思い、「重力ピエロ
や映画になった「陽気なギャングが地球を回す」に挑戦!

チルドレン チルドレン
講談社(2004-05-21)

  • (著)伊坂 幸太郎

講談社
新品価格:¥ 1,575
中古価格:¥ 980
ASIN:4062124424